この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
Cricut(クリカット)の主力シリーズが刷新され、待望の新型「Cricut Explore 5(エクスプローラー 5)」が登場しました。
これまで歴代モデルを愛用してきましたが、今回のリニューアルは日本の住宅事情や、日々の忙しい合間に行う作業の効率を考えると、まさに「今の私たちにピッタリ」な進化を遂げていると感じます。
これまでは「高性能なマシンほどサイズが大きく、出し入れが億劫になる」または、「専用の場所やスペースが必要になる」という悩みがありましたが、そのハードルを驚くほど下げてくれました。 30%コンパクトになった新デザインの使い心地から、実際に使ってみて感じた正直なメリット・デメリットまで、詳しくご紹介します。
※Cricut Explore 5とCricut Explore 3の比較記事はまた後日ご紹介します。
基本情報:Cricut Explore 5

- 商品名: Cricut Explore 5
- サイズ: 高さ12.1cm × 幅50.2cm × 奥行19cm
- 重量: 4.6kg(従来モデルより30%以上コンパクト)
- 対応素材: ビニール、アイロン接着シート、カードストック、印刷可能なビニールなど100種類以上
- 主な機能: カット、書き込み(描画)、スコアリング(折り目付け)、箔押し
Cricut Explore 5ってどんなマシンなの?

Cricut Explore 5は、デジタルが融合したカッティングマシンです。専用アプリ「Design Space」で作ったデザインをもとに、紙やビニールなどの素材を正確に切り出したり、ペンで描画したり、折り目をつけたりすることができます。
ラインナップの中では、小型の「Cricut Joy」シリーズとより多機能な「Cricut Maker」シリーズの中間に位置する機種です。「色んなプロジェクトの製作に挑戦してみたい!」という初心者に向いています。
Cricut Explore 5で実際に作れるもの
- オリジナルステッカー
ノートパソコンや水筒用のビニールシール。 - アパレル
アイロンオン(アイロンの熱で転写するカッティングビニール)を使用したオリジナルデザインのTシャツやバッグ。 - カード・ペーパークラフト
グリーティングカード、ギフトボックス、パーティー装飾。 - 大型プロジェクト
スマートマテリアルを使用すれば、最長約3.6mの壁用デカールなども作成可能です。
主な機能
- ロード&ゴー(Load & Go)
素材をセットすると、ボタンを押し直すことなく自動でカットが始まる時短機能 - スナップイン・ペンホルダー
新設計のホルダーにペンをカチッと差し込むだけで固定でき、描画の準備がスムーズ - Print Then Cut(印刷してカット)
家庭用インクジェットプリンタで印刷した画像をマシンが読み取り、周囲を正確にカット。フルカラーのステッカー作りに便利 - スマートマテリアル対応
専用素材を使えばカッティングマット不要で、直接マシンにセットしてカットできる
使い方の流れ(初心者向け)
- セットアップ: 電源を入れ、BluetoothでPCやスマホの「Design Space」アプリに接続します。
- デザイン作成: アプリ内の画像やフォントから選ぶか、自分でデザインを作成します。
- 素材の準備: マットに素材を貼るか、スマートマテリアルを直接用意します。
- カット開始: マシンに素材を挿入すると、「ロード&ゴー」機能により自動で測定とカットが始まります。
- 仕上げ: 不要な部分を取り除く「カス取り」を行い、転写テープなどを使って完成させます。
必要なもの(周辺アイテム)

日本で販売されているCricut Explore 5は、届いた瞬間からクラフトがはじめられるセット販売のみとなっています。そのため、下記の内容がセットで販売されています。マシン単体の販売は現在では確認ができませんでした。
基本ツール: ウィーダー(カス取り用)、スクレーパー、へら
マット: ライトグリップマット、カードマット
替刃・ペン: ファインポイントブレード、ダブルサイドペン、スコアリングツール

消耗品
スマートビニール、スマートアイロン接着シート、カードストック

カードストック

転写テープ、印刷可能なビニール

カードストック

スマートアイロンオン

スマートビニール

セット以外で「これだけは」買っておきたいもの
スターターセットには「ライトグリップ(青)」が付属していますが、実は「スタンダードグリップ」も早めに揃えておくのが正解です。
ライトグリップ(青)とは?
粘着力が控えめで、コピー用紙や薄いカードストックなどの「紙類」をカットするのに最適です。
このマットはセットについているマットとなります。
スタンダードグリップ(緑)が必要な理由
ビニールシートやアイロン接着シートをカットする際に、最も出番が多いのがこのマットです。
「スマートマテリアル」という専用素材は、マシンの横幅にぴったり合うサイズ(新品の状態など)であれば、マットなしで直接カットが可能です。ですが、一度使って小さくなった「切れ端(ハギレ)」などは、マシンのガイドに固定できないため、必ずマットに貼り付けて使うことになります。
ライトグリップでも代用はできますが、ビニール素材に対しては粘着力が少し弱いため、カット中にズレて失敗してしまうことも少なくありません。せっかくの素材を無駄にしないためにも、標準的な粘着力の「スタンダードグリップ」を一枚持っておくと、制作の幅がぐっと広がります。
Cricut Explore 5は、用途に合わせてブレードやツールを付け替えることで、100種類以上の素材に対応できます。ここでは、代表的な3つのツールについて詳しく解説します。
1. ボンデッドファブリックブレード(別売)

- 特徴: 接着芯など裏地が処理されたかための布地をカットするために設計された専用のブレードです。
- できること: アイロン接着芯などで補強された布を精密にカットすることができ、アップリケや布小物のパーツ作りに最適です。
- 注意点: Explore 5は、上位機種のMakerシリーズが持つ「ロータリーブレード」などの高度なツールシステムには対応していません。そのため、接着芯が付いていな布や、厚手の布をカットすることはできない点に注意が必要です。
- 併用アイテム: 布地をカットする際は、粘着力が最適化されたピンク色の「ファブリック用マシンマット」と組み合わせて使用するのがおすすめです。
2. ディープポイントブレード(別売)

- 特徴: 標準のブレードよりも鋭い角度で設計されており、より硬く厚みのある素材をカットするために使用します。
- できること: 厚さ最大1.5mmまでの素材に対応し、クラフトフォーム、ラバーシート、マグネットシート、厚手のポスターボードなどのカットが可能です。
- おすすめ: スタンプ作りや、立体的な壁面装飾、カスタムマグネットの作成に最適です。
3. 箔転写ツール / Foil Transfer Tool(別売)

- 特徴: 熱を使わずに、専用の箔(フォイル)を素材に圧着させるためのツールです。
- できること: 3種類の太さのチップを使い分けることで、カードやギフトタグにプロのような輝きと高級感のあるアクセントを加えることができます。
- 活用例: 結婚式の招待状や特別な日のメッセージカードなど、ワンランク上のペーパークラフトに欠かせません。
メリット・デメリット
手頃な価格
機能のわりにコスパがよく、マシン単体で199ドルから
スピードと精度
カットが速く、細かいデザインも正確に仕上がる
コンパクト
棚に収まるサイズ感で、スペースをとらない
収納スペースの減少
以前のモデルにあったサイドのツールカップがなくなった
オープントップ設計
上部に蓋がないため、ホコリやペットの毛が入り込みやすい
互換性の変更
従来のExplore/Maker用ペンやスコアリングスタイラスが使えないため、新しい専用ツールが必要
カッティングマシンは「便利そうだけど場所を取る」のが最大の悩みでした。しかし、Cricut Explore 5をデスクに置いてみて、その印象がガラリと変わりました。
「出しっぱなし」ができるサイズ感
奥行き19cmというスリムさは、一般的なデスクの端に置いても圧迫感がありません。 我が家では、棚に常設していますが、蓋を開けた際の高さも気にして設置が必要でした。今回から蓋も手前に倒れる分のみのため、無駄な高さを取らずにすみます。
「ロード&ゴー」がもたらす魔法のテンポ
今までは素材をセットして、ボタンを押してロード(素材の長さを読み込む)して、再度ゴーボタン(カットスタート)を押す…という小さな「待ち時間」がありました。 ゴーボタンを押すのを忘れてしまうことも多々…. Cricut Explore 5ではボタンを押した後、素材を差し込むだけで自動で読み込みもカットもスタート。この数秒の短縮が、大量にステッカーを作る際のストレスを劇的に減らしてくれます。
カットスピードが全く違う
音もかなり静かで驚きました。さらにカットスピードも驚くほど早くなりました。一瞬で終わってしまうので、簡単なプロジェクトだと動画を撮ろうとした時には終わっていたなんてことも。大量生産をしたい方には嬉しい機能だと思います。
もちろんちょっと残念に思った面もありました。割り切った設計ゆえの注意点も見えてきました。
収納スペースが減った

以前のモデルにあったツールを立てておくスペースがなくなっていました。蓋の裏側の収納スペースは引き続き存在しますが、マグネットなど部分はなくなっていました。ブレードの保管は難しいかもしれません。
ホコリ対策が必要
蓋がないオープントップ設計は、スタイリッシュですがホコリが溜まりやすいです。ペットがいるご家庭や、しばらく使わない時は布をかけるなどの工夫をおすすめします。
旧アクセサリの互換性
ここが一番の注意点。従来のExplore/Maker用のペンやスタイラスが使えません。買い替えの方は、手持ちの在庫が使えないことを念頭に置いておく必要があります。
こんな人におすすめ
- Cricutをこれから始める初心者
- クラフトスペースが限られている方(コンパクトさ重視)
- ステッカー作りやTシャツ制作など、定番素材をメインに使いたい方
- 大量カットをしたいと思っている方
- 薄い板のカット、彫刻、布のカットまでは必要がない方
まとめ
Cricut Explore 5は、使いやすさとデザインを両立した、完成度の高いエントリーモデルです。
すでに「Cricut Explore 3」を持っているなら、性能差が小さいため急いで買い替える必要はないかもしれません。
でも、初めてのフルサイズ機を探しているなら、この価格でこのスピードと手軽さが手に入るのはかなり魅力的な選択肢です。
